amazlet アカウント削除の理由になり得る理由

naoya_ito さん、Amazon から垢バン&10年運営してきた amazlet を停止するよう要請され、悲しみで飲みいく が話題になっています。

amazlet のアカウント削除の理由は不明ですが、下記の違反しがちな事項は守られていないように思えます。

  • サイト内にアソシエイトの利用を表示すること
  • 登録サイトでのみアソシエイトを利用すること

善意かわかりませんが、多数 naoya_ito さんのアソシエイトタグを利用した第3者のサイトがあるようです。支援したい方は気を付けたいところです。

また、今回は Product Advertising API を利用したサイトのため Product Advertising API ライセンス契約 に反している可能性もあります。

サイト内にアソシエイトの利用を表示

Amazonアソシエイト・プログラム運営規約 の「10. 乙がアソシエイトであることの表示」に、下記文言の表示が必要とあります。

乙のサイト上のどこかに 「Amazon.co.jpアソシエイト」、または「[乙の名称を挿入]は、[該当するサイト名(amazon.co.jpまたはjavari.jp)を挿入]を宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」の文言を表示しなければなりません。

登録したサイトでのみアソシエイトを利用

アソシエイトプログラムの加入承認後に、申請したサイトにアソシエイトリンクの設定が可能です。

申請していないサイトは、アソシエイトカスタマーサービスに連絡し追加します。アソシエイトアカウントの管理ページの「Web サイト情報の確認」に問い合わせのリンクがあります。

amazon

商標の変形の禁止

ちなみに、加入申込みの要件に、商標を変形した名前の利用は禁止されています。

(f) アマゾンまたはその関連会社の商標や、アマゾンまたはその関連会社の商標の変形またはスペルミスを含むドメイン名のサイトやソーシャル・ネット・ワーキングサイトのユーザ名・グループ名・ページやアカウント名。例えば次のようなドメイン名
<endlessboots.com>, <amaozn.com>、<amazonauctions.net>、<kindlemagazines.mydomain.info>、<kindlewirelessreader.co.uk>、<あまぞん.jp> または <javariauction.net>などは、不適切なサイトとなります。
例えばTwitter、Facebook、MixiやYouTubeなどのソーシャル・ネットワーキング・サイト上で、アマゾンまたはその関連会社の商標をユーザ名、グループ名、またはその他の識別子に登録されたサイト: 「Javari Shoes」、「Amazon Japan」、「Aamazon」、 「Kindle For You」、 「Amazonian Seller」、「Bookazon」、 「Kindleキンドル」 、 「あまぞんどっとこむ」または「Kindle For You」などのユーザ名・グループ名等は不適切となります。

Product Advertising API を利用したアプリ

amazlet のような Web サービスが許可されているかは判断が難しいですが、API を利用したアプリケーション作成は可能なようです。利用条件に免責事項の表示などもあります。

(q) お客様がテキストで構成される商品関連コンテンツを、お客様のアプリケーション上で表示する場合は、以下の免責事項を、アプリケーションのエンドユーザーに見えるところに表示するものとします。:「[本アプリケーション内または本サイト上の適用ある方]で表示されるコンテンツの一部は、アマゾンジャパン株式会社またはその関連会社により提供されたものです。かかるコンテンツは、お客様に「現状有姿」で提供されており、随時変更または削除される場合があります。」

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