Windows Azure Web サイトで MediaWiki を設置 — Windows Azure Storage 拡張を使う

Azure Web サイトで MediaWiki を設置しようとしたところ謎の設定項目が出てきたのでメモ。

Windows Azure Storege 拡張を含んでいて、ファイルアップロード先に Azure ストレージを使えるようです。

Step 1 アプリケーションの検索

MediaWiki のサイトを作るには、https://manage.windowsazure.com から Web サイトの新規作成時、ギャラリーから MediaWiki を選択します。

mediawiki1

Step 2 アプリケーションの構成

サイトの設定

サイトの設定をします。

mediawiki2-1

[table]
項目,説明
URL,サイトの URL
データベース,MySQL の選択
地域,データセンターの場所
[/table]

デプロイの設定

続いて MediaWiki 固有の設定をします。

mediawiki2-2

[table]
項目,説明
DBPREFIX,DB のテーブルにつける接頭辞を指定
SITENAME,サイトの名前
LANGUAGE,サイトの言語 英語とドイツ語しか選べない
ADMINNAME,サイト管理者 ID
ADMINPASS,サイト管理者パスワード
ENABLEFILEUPLOAD,ファイルアップロード機能を有効にするか
[/table]

続き。

mediawiki2-3

DB や管理者の設定までは OK として「USEWINDOWSAZURE」ってなんだよ!!

調べたところ Windows Azure Storage 拡張が含まれていて、その設定のようです。

続きの設定項目はこのようになります。

[table]
項目,説明
USEWINDOWSAZURE,Windows Azure Storage 拡張を有効にするか
AZUREHOST,http://blob.core.windows.net を指定(最後に / を付けない
AZUREACCOUNT,Azure ストレージ アカウント名
AZUREKEY,Azure ストレージ アクセスキー
WIKIID,Blob に作られるコンテナー名
[/table]

使用するには、ストレージアカウントを別途用意する必要があります。ここでは適当に進めて、後から LocalSettings.php の $wgFileBackends から修正もできます。詳しくは、WPI/WindowsAzureStorage – MediaWiki 参照。

Step 3 MySQL データベースの選択

Step 3 は、MySQL データベースの選択(1個しか作れませんが)を行い、完了です。

画面は省略。

動作確認

Web サイトの URL を開いて、インストール作業を続けます。管理者アカウントでログインします。

適当にファイルをアップロードして、動作を確認します。

azure-storage-explorer

Azure Storage Explorer で見ると、何か追加されてます。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク