Google Chromecast、まったく何もチェックしていませんでしたが、発売と金額を聞いて気になってます。
SDK/API 自体も少し前から公開されていたんですね。開発情報はここを見ましょう。
Cast アプリの構成
Chromecast 対応のアプリを開発するには何をすればいいんでしょうか。
Sender アプリ
Sender アプリは、Chromecast に通知するためのアプリで iOS, Android, Chrome の SDK/API が用意されています。
メディアの再生開始など、必要な UI 操作は Sender アプリ側でします。
Receiver アプリ
Receiver アプリは、単一の Web ページで、Chromecast 内の Chrome で実行されるアプリです。
Chromecast は、Sender アプリから、Application ID を受け取り、ID から Receiver アプリをダウンロードします。
- Default Receiver
- Styled Media Receiver
- Custom Receiver
Receiver は、必ずしも作る必要がなく、単純に動画や音声を再生するには Default Receiver を使えばいいようです。また見た目のブランディングなどだけであれば、Styled Media Receiver を使えばいいようですね。
サポートしていないメディアファイルなどの場合は、Custom Receiver と呼ばれる、HTML5 アプリを用意します。現時点の Chromecast の Chrome は、WebGL や Chrome Native Client (NaCL) は未対応のようで、なんでもできるわけじゃないようです。
サンプル
各種サンプルが用意されていますが、とりあえず Chromecast がないと試せないみたい。
Chrome に Google Cast 拡張をインストールして、Chrome の Sender サンプルアプリが、対応デバイスがなくアプリの起動失敗まではできました。
